Jun 14, 2009
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■速さ&高さ圧倒
優勝を決めたスパイクは174センチのセンター、中馬愛理香(2年)が高い打点から打った。「2段トス。あれは身長がある中馬しか打てないトス」とセッターの比金桃子(3年)。新たな東九州龍谷のバレーを象徴する一打だった。
昨年10月の千葉国体で古川学園に敗れてから、相原昇監督は「速さだけのバレーでは高さのあるチームに勝てない」と感じ、高速バレーに高さと緻密さを加えた。「超最高バレー」だ。
サウスポーの宇田沙織(3年)を全国大会で初めて起用したのも、「超最高バレー」を展開するため。「古川学園に負けていなければ、宇田の起用を決断できなかった」と相原監督は話す。
その宇田は期待に応えた。主将でエースの村田しおり(3年)が徹底的にマークされ、決勝戦のアタック決定率が20%と低い中、宇田の決定率は48%とチーム1だった。
3カ月で「超最高バレー」を築くため、練習は厳しかった。精神力が強く「サムライ」と呼ばれている村田は、「お前は戦うための刀を抜いていない」と監督に何度も怒られた。今大会で勝ち進む中で、「超最高バレー」の形は整ってきたが、古川学園戦を前に、選手は緊張していた。「本当に自分たちのバレーが通用するのだろうか」
8日夜、選手だけのミーティングで、部員23人が手をつなぎ輪になった。話すうちに全員が涙を流した。「23人の気持ちが1つになれた。それが勝因だと思う」と村田。選手の手袋に同じ文字が刺繍(ししゅう)してある。「日本一」。願いはかなった。(村田雅裕)
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昨年11月に故郷・秋田県のスポーツ大使に就任したヤクルト・石川雅規投手(30)が9日、都内で「あきた鹿角(かづの)国体」記念イベントに出席。2月に開催される冬季国体での選手応援メニューとして、秋田県の食材で作った特製おにぎり「鹿角の元気球!」をPRした。
さらに、自身が秋田商高のエースとして出場した97年の夏の甲子園で和田(ソフトバンク)擁する浜田高(島根)に勝ったのを最後に、98年から13年連続で初戦負けが続く秋田県勢にエール。「今年も初戦敗退だとワースト記録と聞いているので、お守りを贈るとか、『1勝プロジェクト』をしていきたい」と、支援を約束した。
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バレーボールの全日本高校選手権は最終日の9日、東京体育館で男女の決勝が行われ、女子は東九州龍谷(大分)が古川学園(宮城)を3−1で破って優勝した。古川学園は昨年の全国高校総体、国体に続く高校3冠を逃した。男子は東亜学園(東京)が鎮西(熊本)に3−2で競り勝った。
大会は、昨年まで例年3月に開催された全国高校選抜優勝大会が一新されて、今回から1月開催となった。出場回数、優勝記録は選手権大会を兼ねていた09年度までの全国高校総体を引き継ぐため、東九州龍谷は3大会連続5度目、東亜学園は3大会ぶり4度目の優勝となる。女子の3連覇は、選手権大会では史上初。
○…東亜学園が粘り抜いて頂点をつかんだ。鎮西の高さに苦しみ、第3セットを終えて1−2とリードを許したが、第4セット以降は2年生のセンター高橋、栗山の速攻がさえて主導権を奪った。「苦しくてもみんなで肩をたたき合い、支え合えた」と高橋。第5セットも1−5と先行されながらブロック、速攻などで8連続得点で逆転した。小磯監督は「信じられないミラクルが起きた。最後の大会にかける3年生の思いと、下級生の力強さが一つになった」と、3大会ぶりの全国制覇に目を細めた。
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