Nov 18, 2009
レンタルサーバーの選択は、webページに合ったものを選びましょう
小規模webサイトなら自前のサーバーを建てるよりもレンタルサーバーを考えたほうが良いかもしれません。レンタルサーバーなら、保守管理の手間も少なく、セキュリティもしっかりしている会社を選ぶと安心です。レンタルサーバーは、さまざまな形態が、自分のwebページのトラフィックなど、レンタルサーバーの価格を考えて適切なものを選ぶ。長年のPCなど、機械を使っていると、必ず寿命というものは来る。そのような事態に備えて、いつものバックアップおくことは重要である。しかし、突然の停電に起因する故障などの予期しないときに、突然破損する可能性もある。その際、重要なデータを復旧するしかない。データ復旧を自分と自分でも構いませんが、それは多くの知識を持っている人間でなければ難しい。意外に家電量販店でのデータの回復を求めるよりも、"データ復旧"の専門修理店のものが倍近く儲かる。
戦略策定に際して、外部環境を客観的に分析することは非常に重要。しかし、客観なんて本当にあるのだろうか? 筆者は外部環境分析の話をする時には、必ず騙し絵とビジョンの不思議な関係について説明する。
【「老婆と貴婦人」と言われる騙し絵の拡大画像】
「老婆と貴婦人」と言われる騙し絵をご存知ですか? ↓のような絵ですね。
小学校や中学校の教科書によく出てくるので、見たことがある人は非常に多いのではないかと思います。この絵は、老婆だと思って見ると、老婆に見えます。そして、貴婦人だと思って見ると、貴婦人に見えます。
でも、同時には見えないですね。
老婆に見える時の目の部分は、貴婦人に見える時は耳に見えます。老婆の口に見える部分は、貴婦人の首に見えるんですね。「どんな全体か?」によって、各部分の意味合いは変わってくるのです。
こういう部分と全体の関係性のことを「ゲシュタルト」と言います。初耳でしょうか? セラピーや心理学、科学哲学の世界では有名な言葉です。そして、経営学の世界でも、必須の概念だと私は思っています。
全体は、要素と、ある意味で恣意的な要素間の関係性によって、成り立っている。そして、その関係性は、恣意的に変わる。昔の言葉で言うと「あばたもエクボ」でしょうか? その相手を好きだと思って見れば、「あばた」という吹き出物もエクボに見えたりする。すべては全体観と、関係性の中で成立するものなんですね。
「そんなの当たり前だ」と思いますか?
でも、意外とビジネスでこのことを理解するのは、難しいのです。
例えば、コンサルティングサイドの人間が、シンクタンクを揶揄して言うのが、「シンクタンクの報告書には主語がない」という言葉です。
「今期の売り上げは10%増、営業利益は5%増である」という風に書いてあったとして、「その事象の意味合いは?」という問いに答えていないというものです。まあ、ファクトを集めることは集めることで、価値はあるんですけどね。ただ、コンサルティングバリューとは違うものですね。
それで、この「意味合い」というのが、「関係性の中で物事を見る」ということです。「全体として、老婆を見ようとしているのか、貴婦人を見ようとしているのか?」によって、変わってくるということです。
その意味合いによって、企業がすべきこと、アクションは変わってきますよね。
あまりいい例ではないですが、今期の売り上げが10%増だったとしても、5年後に目指している数値などによって、その意味合いは違ってきますよね。今時はあまりありませんが、5年後は売り上げが倍増する、という目標の中では、この10%は少ないという評価になりそうですし、もし、5年後に20%増の計画を立てているとすれば、10%は多いという評価になります。
そして、今期のリソースの投入と、活動はどうだったのかを考え、来期の計画、つまりアクションを考えます。
●ものの見え方がコロコロと変わると心の病になる
繰り返しになりますが、「全体として見たいもの」、を規定しないと意味合いというものは、出てきません。その「全体として見たいもの」というのが、企業の長期的な意思、ビジョンですね。ビジョンがないと、ファクトの評価ができません。ファクトの意味合いが分からなくなります。
もし、企業体に属する個々人が、まったく違うビジョンを見ていたら、同じファクトを見ても、反応が違ってしまうんですね。あまり組織としての力を発揮できないことになります。企業の意思は、当然、経営陣が明確化すべきものです。そのビジョンに呼応して、従業員は集まってくる、日々の活動に意味合いを見出していくものですからね。
経営者が方針をコロコロ変えると、メンタルヘルス的には非常に悪いことが分かりますよね? 老婆と貴婦人の例で言えば、ある時に老婆の目に見えているものが、突如、貴婦人の耳だ、ということになるわけです。
この例では分かりやすく2つの全体像しか提示していませんが、全体像がいくつもあったとします。従業員は、各部分を見ていることになりますが、ある時はAという全体像で見ることを求められ、あるときはB、またあるときはC、Dとなれば、目の前の事実の意味合いが本当にめまぐるしく変わります。
目の前のものの見え方がころころと変わってしまうのは、「ゲシュタルトが揺らぐこと」になるんです。ある意味で、心の病の状態に近くなってしまうんですね(このあたりのことの解説はまた別の機会に書かせていただきます)。
だから、企業のビジョンは設定したら、それに基づいて経営することが大事になります。オーナー企業で、コロコロと方針が変わる企業は、離職率が高かったりしませんか? あるいは、方針をコロコロ変える上司の部門でも、そうだと思います。
確かに、強くて明確なビジョンは、なかなか簡単にはできません。しかし、ビジョンがなければ、外部環境をいくら分析しても、その意味合いというのは出てこないんですね。ファクトを集めても、分析の視点がなくなってしまう。意味合いが規定できない。つまりはアクションに結びつかない。単にファクトを集めても、アクションに結びつかなければ、そのリサーチは無駄ですよね?
「こんな価値をこんな顧客に対して提供していくことで、社会を、世界をこうして変えていきたい」ということをしっかりビジョンとして規定する。その上で「外部環境がどうなるか?」をシナリオプランニングなどの手法を使って予測し、その上でそれがビジョンに対してどんな意味合いがあるかを考える。
その意味合いを統合して、市場の変化とその変化への対応、ビジョンの実現への近付き方を3〜5年で規定する。まあ、かっこよく言うと、戦略策定でしょうか。そのビジョンへの近付き方が方向性であり、アクションが束になっているものですよね? だから、ビジョンもないのに、ファクトを集めるのは、価値の低い行為ですね。1回のリサーチ結果に一喜一憂してもあまり意味がないのです。
お仕事の時に、リサーチの意味合いのお話をする時、私は、老婆と貴婦人のお話から、ビジョンのお話、メンタルヘルスのお話、意味合いから、アクションへの結び付け方のお話をします。ちょっと長くなりますが、分かる人は30分ぐらいで分かってくれます。このつながりも、1つのゲシュタルトですよね?
私はうまく伝えられていますか? まあ、「こういうパッケージで私は商売している」ということですね。完璧だとは言いませんが、企業を大きく安定させるには、こういう考え方が必要だと思います。企業の経営陣は、従業員のメンタルヘルスにも責任があると思います。
少しでもハッピーの総量が大きいビジネス社会の到来を心から願っております。
【伊藤達夫,INSIGHT NOW!】
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